妙楽寺は創建当時、博多湾岸の浜にありました。(1586年焼失し、1600年福岡藩初代藩主黒田長政の入城後、現在の地に移転)
当時博多は、大陸や朝鮮半島との交易の窓口であり、妙楽寺は、明へ渡る遣明使が宿泊するなど、対外交渉の拠点でした。
誕生秘話
江戸時代の官内町(今の中呉服町)は、博多を横切る博多六町筋(官内町・石堂町・中間町・綱場町・掛町・麹屋町)のひとつで、石堂橋を渡って博多に入る最初の町として大店が軒をならべて栄えていました。官内町のいわれは「いにしえ大宰府の官人、此処に来りて守衛しければ其の館の有し所を後世官内と名づけしなるべし」と石城志に記されています。光安青霞園茶舗は享保元年(1716年)に初代光安壮兵衛がこの官内町に創業してより三百年余、博多を代表する老舗店として今も続いています。ういろう伝来の地「博多」に美味しい「ういろう」を誕生させたいと立ち上がったのが、ういろう伝来の地「妙楽寺」、博多の老舗「光安青霞園茶舗 」、伝説の番組テレビチャンピオンのフレンチシェフ優勝者 筑前堀女将「NORIKOシェフ」この三人がタッグを組んで試行錯誤の末に完成させたのが「博多ういろう」なのです。ういろう伝来の地で誕生した新しい博多銘菓をご賞味ください。
福岡県福岡市早良区百道2−4−41−416
TEL:092-407-1110